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意識- awareness -

デリケートゾーンへの
認識

「恥ずかしい」というイメージが強く、
世界から遅れている
日本のデリケートゾーンケア

新しいアンチエイジング

多くの女性が認識するアンチエイジングといえば、エステサロンや美容皮膚科での施術を思い浮かべるのではないでしょうか。女性のエイジングが進む根本原因として、加齢と女性ホルモンとの関係があります。その女性ホルモンに大きく関連するのが子宮と繋がっている膣なのです。膣の粘膜も顔や身体と同じように年を重ねるとともに、薄くなり粘液の分泌も減っていきます。

膣が女性の身体やエイジングに与える影響を考えたとき、肌や頭皮、髪など表面的な部位のケアに勤しむよりも、デリケートゾーンケアを行う事が根本的なアンチエイジングにつながるのです。

日本は遅れている
デリケートゾーンケア

これまで、多くの人はデリケートゾーンケアについて深く考えることも、話題になることもありませんでした。それもそのはずで、女性の多くが、このデリケートゾーンについて誰にも教えてもらっていないのです。学校の保健の授業でも、母親から教わったという人もあまりいないのが現状です。 しかし、セクシャリティー意識の高いフランスに目を向けると、母親が月経を迎えた娘にデリケートゾーンのケアについて教えるのは当然の習慣なのです。デパートやドラッグストアにはデリケートゾーン用品のコーナーが存在しているほど当たり前のことなのです。日本ではメイクや、肌表面のアンチエイジングには世界的にみてもとても意識が高いのですが、デリケートゾーンケアに関しては、非常に遅れています。

日本人の元々持つ”恥じらい”が美徳であるとする精神や、女性のセクシャリティーを許さないという風潮によってデリケートゾーンに関することは「言いづらいこと」「聞きにくいこと」「言うのはタブーな事」という暗黙の風潮が存在していいます。そのような古い概念を捨て、女性は正しい知恵を身につけていく必要があります。女性自身の身体のことなのです、男性には理解できないでしょう。より良い人生を歩むためには何よりもまず健康であって、そしてその上に美は成り立つのです。そのためにも、デリケートゾーンケアの大切さを知る必要があるのです。